山科カワサキKEN RACING&ビジネスラリアート

2015年鈴鹿8時間耐久ロードレース
ライダーのコメント


ご挨拶


 山科カワサキは、7月23日(木)〜26日(日)に、鈴鹿サーキット(三重県)にて開催された『2015FIM世界耐久選手権シリーズ第2戦 "コカ・コーラ ゼロ"鈴鹿8時間耐久ロードレース 第38回大会』に参戦しました。 
 エントリー台数84台中、予選結果は総合40位、決勝結果は総合26位にて完走いたしました。
皆さまのご声援、誠にありがとうございました。
決勝後、ライダーから寄せられたコメントを掲載致します。

総監督 吉川 健一

コメント


水澤 保


 今年の8耐はエントリー台数が多く、海外からもGPライダーや耐久世界選手権チームが沢山参加され近年に無い盛り上がりを見せました。その分、レベルが高く厳しいレースでした。
そんな中、公式練習からマシントラブルや転倒もあり、またタイヤチョイスにも苦しみながらも万全のレースを迎える為、チーム一丸となり決勝への準備を行ないました。

 そして予選では山崎選手が何とかタイムを出してくれて40番グリッドをゲット!
決勝ではスタートが上手い山崎選手に託し、予想通り好スタート。1周目に28位まで浮上!
しかし3週目、痛恨の転倒。フロントからのスリップダウンなので大した事は無く、そのまま再走。
最下位になったものの、そこからは3人の必死のライディングと最速のピットワーク、最高のチームサポートで追い上げ、最後は26位で栄光のチェッカーを受ける事が出来ました!!!

 今年は猛暑の中、転倒車も多く、セーフティーカーが6回も出る荒れた厳しいレースでした。
その中で26位は素晴らしい結果だと満足しています。
これはケンさんを筆頭にチームスタッフの苦労の結果であり、応援頂いた皆さんにパワーを頂き、山科カワサキKEN RACINGの関係者全員の力で掴み取った成績。
本当にありがとうございました。

 最後に・・・。
今年で8耐を引退することを決めていました。
体力的・精神的な物や昨年の怪我での後遺症など・・・。
最後に最高の8耐を経験させて頂き感謝でいっぱいです。
チームのみんな、スポンサー様、メーカー関係者皆様、応援頂いたすべての人にありがとう。
そして、こんな素晴らしい人生を与えて頂いたケンさん、本当にありがとうございました!


山崎 茂


 今回の8耐はウイークからかなり厳しいスタートで始まりました。
新しく変えたタイヤの方向性が掴めず、フリー走行から予選とタイムを詰める事が出来ず、また予選一回目での転倒、何とか2回目の予選でタイムを詰める事が出来、スタートラインに立つ事が出来ました。

 決勝もスタートは決まったものの、3周目まさかの転倒。
再スタートは切れましたが、一度は最後尾まで順位を下げる結果となりました。

 そこからは、ライダー3人の追い上げ。
何よりもチームクルーの1秒でも詰めるプライベーターでは最高のピットワークで、
ルーティーンの度に順位を上げる展開でした。
結果、過去最高に高いレベルの中で、26位でチェカーを受ける事が出来ました。
今更ながら、この最高のチームで8耐を戦ってきた事に感謝しております。

皆様ご声援ありがとうございました!


ライダー


水澤 保選手 山崎 茂選手 松本 正幸選手
水澤 保 山崎 茂 松本 正幸
(みずさわ たもつ) (やまさき しげる) (まつもと まさゆき)
所属県:滋賀 所属県:島根 所属県:兵庫県
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